【引越し】家具家電付きはお得って本当?どれくらい住むかに要注意!

最近、家具家電付きのお部屋が増えています。
私自身、家具家電付きのお部屋を紹介したことは、
何度もあります。

家具家電付きのお部屋について、
こんな質問をいただきました。

 

家具家電付きにしようか悩んでいます。
家具家電付きは、お得なんでしょうか?
後で損して後悔したくないです。

「家具家電付き」の、

メリット・デメリットを教えてください。

 

 

家具家電付きもお部屋探し条件の一つです。
今回のお悩みを整理すると、こんな感じです。

 

・家具家電付きのメリット、デメリットは?
・家具家電付きは本当にお得?損?
⇒自分に家具家電付きが合ってるか知りたい

 

こちらの質問に関しての答えは、
『住む期間が短い⇒家具家電付きがおすすめ
住む期間が長い⇒購入がおすすめ』です。

「購入」か「家具家電付き」どちらがおすすめか、
フローチャートもあります。
ぜひ参考にしてください!

 

◆この記事を書いているのは…

■大阪府出身・東京都在住
■不動産売買(土地・建物)営業:約4年
■賃貸不動産営業・管理     :約8年
今までで500組以上の方々の

お部屋探しをお手伝いしてきました。
自分の部屋探しの経験も踏まえて解説!

 

【引越し】家具家電付きとは?

 『 家具家電付きとは? 』

家具家電が付いたお部屋もあるんですね!

最近では引越し難民という言葉も流行しています
他の物件との差別化で家具家電付きの
お部屋も多くなってますね!

『引越し難民』という言葉を、
聞いたことがあるでしょうか?

配達するドライバーの不足等で、

・荷物の配達の予約が取れなかったり
・予約が取れても費用が高い

といったことが、
問題になっています。

その為、引っ越しが楽な、
『家具家電付き』のお部屋が多くなっています。

引越し難民の対策を知りたい方は、
下記をご覧ください。

 

 

【引越し】家具家電付きのメリット

家具家電付きの
メリットって何なんですか?

簡単に言うと、
手間を省くということです!

 

 『 家具家電付きのメリット 』

家具家電付きのお部屋のメリットは、

①引越しがスムーズ
②環境変化に対応できる

③初期費用が抑えられる

の3つです。

 

 『 メリット①:引っ越しがスムーズ 』

先ほど申し上げた「引っ越し難民」は、
すぐに解決できるものではなく、
おそらく、数年は続くと思われます。

その点で「家具家電付き」は、
純粋に移動させる荷物が少ないので、
引越しがスムーズにできます。

引越し費用がいくらかかるかは、
見積もりをとってみましょう。

 

 『 メリット②:環境変化に対応できる 』

賃貸は、環境変化に対応できるという点が
メリットの1つです。

例えば、下記のようなケースです。

①今後、同棲するかもしれない
②転勤が多いので、今後引越しする可能性が高い
③次は賃貸ではなく、家を購入する予定
④お部屋のグレードを上げていきたい

上記のような場合、
一人用の家具家電は、いらなくなります。

家具家電というのはお住まいの人数や
お部屋のグレードによって変わるものです。

例えばベッド一つでも
一人用と二人用では、大きさが違います。

また、お部屋の広さによって
搬入できる大きさが異なりますね。

このような、先々の変化に対応できるのが
賃貸であり、家具家電レンタルです。

 

 『 メリット③:初期費用が抑えられる 』

家具家電付きのお部屋は、
以下の2つに、大きく分かれます。

■月額レンタル料金が必要なタイプ
■レンタル料金が不要なタイプ

 

「月額レンタル料金が必要なタイプ」は、
家賃とは別に、レンタル料金を支払います。

レンタル料金が不要なタイプは、
一見お得に見えますが、費用が賃料に、
含まれていることが多いです。

どちらのタイプであっても、
最初に必要な「初期費用」は抑えられます。

抑えられる初期費用の項目は、

・家具家電の購入費用
・家具家電の引越し代(配送料)

です。

賃貸の契約は、最初に大きなお金を支払うので、
その費用を抑えたいとお考えの方には、
家具家電付きは、良いと思います。

ただし!
初期費用が抑えられるからと言って、
費用が安くなったわけではありません。

単に、初期費用を分割しているにすぎません。
その点は覚えておいてください。

 

【引越し】家具家電付きのデメリット

逆にデメリットは?!

自分で選べないことや、
新品ではないということです

 

 『 家具家電付きのデメリット 』

家具家電付きのお部屋のデメリットは、

①好みに合わないかも
②新品ではない

の2つです。

 

 『 デメリット①:好みに合わないかも 』

家具家電付きの「家具家電」は、
自分で選べるものではありません。

すでに、セットで決まっています。

その為、
「白を基調としたお部屋にしたい」
「欧風なお部屋にしたい」
などは叶えられません。

 

 『 デメリット②:新品ではない 』

家具家電はだいたいが、中古です。
新品ではありません。

もちろん、故障がないか確認してはいるので、
使えない、ということではありません。

「人の使ったものを使う」ということに
抵抗がある方は、合わないかも知れません。

 

【引越し】家具家電付きは結局、費用面でお得なの?

色々教えてもらいましたけど、
結局は費用面がどうかが
一番重要ですね…

そうですね!
費用面についても説明します!

 

 『 費用面は条件によって異なる 』

「家具家電付き」が、得か損か、
断言できれば良いんですが、
断言ができません…

なぜなら、みなさんの置かれている
状況によって異なるからです。

でも、費用面はとても大切なことなので、
何とか参考にしていただける、
フローチャートを作成しました。

絶対これ!というわけではないですが、
参考にしてください。

 

 『 おすすめフローチャート 』

おすすめフローチャートは、こちらです。

④に、『住む期間の費用計算』とあります。
次のチャプターで、ご確認ください。

 

 『 住む期間の費用計算 』

先ほども申し上げましたが、
家具家電付きは、次の2つに分かれます。

■月額レンタル料金が必要なタイプ
■レンタル料金が不要なタイプ

 

まずは、気になっている物件が、
どちらのタイプか、確認してください。

確認した上で、次のチャプターへ
進んでください。

 

 『 月額レンタル料金が必要なタイプ 』

下記のSTEPを確認してください。

 

STEP1.月額レンタル料金を確認する

まずは、月額レンタル料金がいくらか確認しましょう。
募集図面や、サイトの詳細をご覧ください。

 

STEP2.レンタルに付いている家具家電を確認する
次に、その家具家電のレンタルに
何が付いてくるか確認します。

 

確認は、そのお部屋の詳細ページなどに
書いてあることもあります。

 

無ければ、メールでも良いので
不動産屋さんに聞いてみましょう。

 

STEP3.購入した場合の費用計算をする
次に、レンタルに含まれる
家具家電を購入した場合、
いくらかかるかを計算します。

 

下記の表を参考にしてください。

 

※相場を調べて記載していますが、絶対ではありません
また、スペックによっても金額は異なります

 

STEP4.契約月数×月額レンタル料金を計算する

次は、トータルのレンタル料金を計算します。

ご自身が住む期間をまず出します。
※例えば4年生大学の方なら4年間など

次の計算式で計算してください。

自分の住みたい年数×12ヶ月×月額レンタル料金

これで、トータル金額を出します。

 

STEP5.STEP3の金額とSTEP4の金額を比較する

購入した場合と、レンタル料金を比較します。

STEP3の金額が安ければ、「購入がおすすめ」です。
STEP4の金額が安ければ、「家具家電付きがおすすめ」です。

ただし、下記注意点も頭に入れておいてください。

・購入の場合、配送料や設置料が必要
 ※無料の場合もあります
・購入の場合、セットだと安くなる可能性がある
・購入の場合、壊れたら自分で修理したり、
 買い替える必要がある

 

 『 レンタル料金が不要なタイプ 』

レンタル料金は不要ではありますが、
だいたいは、その分が家賃に上乗せされています。

その為、まず最初に家賃が相場よりも
どの程度高いのか確認します。

賃貸ポータルサイトで、
検討している物件と、同じような条件で検索し、
どれくらい家賃に差があるか確認します。

全国賃貸情報 アパマンショップ

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その差額が、月額レンタル料金だと思ってください。

確認したら、『月額レンタル料金が必要なタイプ』の
STEP.2に進んでください。

 

【引越し】家具家電付き まとめ

まとめです。

【 家具家電付きのメリット 】
①引越しがスムーズ
②先々の変化に柔軟に対応できる
③初期費用が抑えられる
【 家具家電付きのデメリット】
①自分の好みに合わないかも
②新品ではない
【購入と家具家電付きどちらが良い?】
フローチャートと、住む期間の費用計算を参考に
比較してみましょう!
お読みいただき、ありがとうございました。
ぜひご参考になさってください。