お部屋探しをしている中で、
「バストイレ別」か「バストイレ一緒か」で、
悩む方は多いのではないでしょうか。
お客様から、こんなご質問をいただきました。
お部屋探し中です。
バストイレ別とバストイレ一緒は、
どちらが良いんでしょうか?
バストイレ別が希望ですが、
家賃との兼ね合いもあります。
やっぱりバストイレ一緒の方が
家賃は安いんでしょうか?
スペックとしては、バストイレ別が良いですが、
家賃の兼ね合いがあるので、考えものです。
今回のお悩みをまとめるとこんな感じです。
・逆にバストイレ別は高い?
・やっぱりバストイレ別が良かったと後悔したくない
⇒ バストイレ一緒のメリット・デメリットを知りたい
こちらのお悩みに対して、
をご説明します。
私はどちらのタイプも住んだことがあり、
実体験をお話しします。
◆この記事を書いているのは…
■大阪府出身・東京都在住
■不動産売買(土地・建物)営業:約4年
■賃貸不動産営業・管理 :約8年
今までで500組以上の方々の
お部屋探しをお手伝いしてきました。
入居対応(騒音など)も行っています。
自分の部屋探しの経験も踏まえて解説!
【一人暮らし】バストイレ一緒とバストイレ別
『 バストイレ別とは? 』
バストレイ別ってそのままの通り
お風呂とトイレが別ってことよね?
そうです!
お風呂とトイレが別々の空間に
あるものですね!
まずは、バストイレ別の説明です。
その名の通り、お風呂とトイレが
別々の空間にある、お部屋のことです。
また、バストイレ別でも、
独立洗面台か2点独立(浴槽の横っちょに
小さい洗面台が付いているタイプ)があります。
『 バストイレ一緒(3点UB)とは? 』
3点?お風呂とトイレと・・
この場合の3点は
お風呂、トイレ、洗面台ですね!
これは、トイレ・お風呂・洗面台が
同じ一つの空間にある、お部屋のことです。
⇩⇩こんな感じです。
ビジネスホテルのお風呂が、このタイプですね。
『 人気なのはどっち? 』
以前は男性、女性で希望が分かれていました。
女性:バストイレ別(スペック重視)
男性:バストイレ一緒(家賃重視)
と希望を出される方が多かったです。
最近は、男性の方も「バストイレ別が良い」
という方が多くなってきました。
かく言う私もバストイレ別派です。
おそらく、様々な理由があるかと思います。
私は今まで一人暮らしで、
3点ユニットバス、バストイレ別
どちらにも住んだことがあります。
私の経験から、良いところと、
悪いところを説明します。
【一人暮らし】バストイレ別のメリット・デメリット
それではバストイレ別の良い点と悪い点を説明します。
『 バストイレ別のメリット 』
ウォシュレットが付けれます!
私にとって、これが最大の要因です。
3点ユニットバスだと、電源や感電の
可能性があるので基本的にはつけれません。
※ビジネスホテルのように配線が
壁などの中に入っているものは別です
私の実家には、ウォシュレットは付いていて、
初めて一人暮らしをした部屋には、
3点ユニットバスで、付けれませんでした。
おそらく、それが理由で痔になりました。
実家や勤務先等に、ウォシュレットが
付いているという環境の方が
多いのではないでしょうか。
ちなみに、痔は症状を出ないものまで含めると、
成人の半数以上にみられると言われています…
物を置くスペースが多い
例えばトイレの上に棚があって、
トイレットペーパーや掃除道具を置けるとか、
スペースが使えます。
棚が無くても突っ張り棒で棚を
作ることも可能ですね。
また、お風呂の道具も脱衣所に置けますね。
ただ一点注意なのは、バストイレ別の物件でも、
廊下から直接浴室に行くタイプがあります。
こちらのタイプだと、お風呂の用具や、
バスタオルなんかを置くスペースが、
確保できません。
『 バストイレ別のデメリット 』
家賃が上がる…
3点ユニットバスと比べると、
バストイレ別の方が家賃が上がります。
純粋にお部屋の広さ(専有面積)が、
広くなるためです。
掃除の時間がかかる…
一つの空間(3点ユニットバス)と、
二つの空間(バストイレ別)で比べると、
掃除の手間は増えます。
バストイレ別のお部屋に住み替えてから、
掃除の時間は大幅に増えました。
【一人暮らし】バストイレ一緒のメリット・デメリット
次に、バストイレ一緒のタイプの良い点と悪い点を説明します。
『 バストイレ一緒のメリット 』
掃除しやすい!
実際に住んでいて思いましたが、
掃除しやすいです。
排水口が、トイレ側にも付いているので、
シャワーでそのままトイレ本体も
洗えば良いです。
バストイレ別よりも家賃が安い
使い勝手が悪くなるので、
バストイレ別よりは安いです。
『 バストイレ一緒のデメリット 』
排水能力が弱い…
浴そうとトイレの側に、排水口がありますが、
この2つは繋がっています。
浴そうにお湯を溜めて、使用後に流したときに、
トイレ側の排水口から、
水が逆流することもあります。
たまに、トイレ側の排水口から、
水が逆流してきて焦ったことがあります。
シャワーカーテンが必要…
浴槽とトイレ側を区切る、
シャワーカーテンが必要です。
※絶対必要というわけではありません
ドンキホーテなどに売っています
使用していくと、下の方がカビてくるので、
買い換えることも考えてねばなりません。
あと、そんなにカーテンの種類はないです。
お湯が溜めずらい…
一人暮らしであまりお湯を溜める方は、
少ないかもしれません。
溜めれることは溜めれますが、流した際に、
体を洗う場所がありません。
流れ終わるまで、待たないといけないです。
湿気が溜まりやすい…
換気扇が弱いため、湿気がたまりやすいです。
ドアを開けっ放しにすると、室内に湯気が出ます。
そうなると、風通しが良い部屋はいいですが、
最悪カビが生えます。
私は、一度経験があるのですが、
シャワーからお湯を出していて、
数分ドアを開けたままにしたら、
室内の火災報知器が作動しました笑
狭い…
バストイレ別と比べて、狭い為、
便座に座っているときに圧迫感があります。
また、トイレットペーパーの予備などを
置くスペースに困ります。
まとめ
色々とメリット・デメリットを上げましたが、
どこを重視するかで、どちらが良いか、
変わってくると思います。
まとめると。
<メリット>
・ウォシュレットが付けられる
・物を置くスペースが多い
<デメリット>
・家賃が上がる
・掃除の時間がかかる
<メリット>
・掃除しやすい
・バストイレ別に比べて安い
<デメリット>
・排水能力が弱い
・シャワーカーテンが必要
・お湯が溜めずらい
・湿気が溜まりやすい
・狭い
3点ユニットバスを見たことがない方は、
一度見た方が良いと思います。
ビジネスホテルの3点ユニットバスは、
一人暮らしのものより少し広いと思います。
ぜひ、色々と不動産の知識を付けて
良いお部屋に巡り合いますように!